カブトなブログ

国産カブトの幼虫飼育にチャレンジしています、さて来年の夏は・・・

6/21 羽化が始まりました。

期間的にはこんな感じです。
蛹室作成〜蛹化まで1週間〜10日ぐらい
蛹化〜羽化まで1ヶ月〜3週間ぐらい

6/11から羽化が始まり現在のところ17匹(♂7匹、♀10匹)羽化しました、うち羽化不全4匹いました。♀より♂、また大きいほど羽化が難しくなるようです。今のところ♂で最大68mmです、まだエサは食べません。色はほぼ予定どうりの赤カブから通常より多少赤みの多い感じになりました、♀にもまずまずの赤カブが誕生しました。ここから選別して今年さらに40匹ぐらいブリードしたいと思います。

今のところ羽化不全の最大の要因は、蛹化不全です。頭が取れない等、脱皮が上手く出来なかったもの、足が曲がったもの、羽の部分が広がったもの等です。蛹化が上手くいったものは今のところ正常に羽化しています。蛹化不全の主な原因は、蛹室が広すぎたということです。直径40mm超えているものがありました(^^ゞ

ブリード以外のカブトの行き先ですが、♀は交尾をさせ、産卵時期を迎えたら近くの林に放虫する予定、♂は近所の子供に上げるか、8月の町内会まつりで配る予定しています。

5/25日 幼虫の様子

現在の幼虫の様子は、蛹化♂5匹 ♀11匹 ♀3匹蛹化不全 前蛹2匹 幼虫10匹 4/27以来未確認24匹です。

ここまでの様子を見て思うに、蛹化・羽化に関して、積算温度を言う人がいるけど、カブトムシは違うと思う。小さい幼虫は、もちろん産まれた時期が遅いからですが、だからと言って蛹化が遅いわけではないし、大きいのも同じで、産まれた時期は早いけど必ずしも蛹化が早いわけではありません。越冬後は、大きさとか、産まれた時期とは関係なく、気温の変化によって蛹化はじめるようです。どちらかというと、小さめのメスが蛹化早いですね。

また、人工蛹室で飼育した場合、外気温の影響を受けやすいので蛹化・羽化が早まると思われます。野生の場合だと、地表面の近くに蛹室を作ったり、日当たりのいい場所など、温度高めの場所に生息している幼虫ほど先に蛹化するのではないでしょうか。

まだはっきりとは言えませんが、発酵マットのみで飼育した場合と発酵マット+朽木(または朽木マット)の場合で比較すると、発酵マットのみだと、越冬中に弱ってしまうのが何匹かいたり、蛹化が早めになるようです、朽木(または朽木マット)を加えた方が幼虫(3齢以降)には良さそうです、少なくとも越冬後に弱った感じの幼虫はいませんでした。

蛹化不全が3匹いましたが、蛹室を壊してしまったため、頭だけ取れなかった、背中は割れたがほとんど脱皮できなかった、ということがありました。いずれも人工蛹室等
作らず何もしないでいれば正常に蛹になっていたと思います。(^^ゞ

5/11蛹化準備

先週の11日に蛹化準備しようと、衣装ケースのマットを慎重に取り出しのはいいのですが、
このケース23匹中17匹が既に前蛹になってました、ほとんどの蛹室を壊してしまうことになり、人工蛹室をつくることになりました、何もしなければよかったと後悔(^^ゞ。

もう一つの衣装ケースはこのままにしておくことにしました。宮城では、蛹化準備は4月末までに行っておいた方がいいですね。
前蛹の幼虫を一匹でも見つけたら、もしくはケースをトントン叩くような音が聞こえたら
後は他の幼虫も連鎖反応のように一成に始めるようです。また前蛹になると、♂♀判別不能になることも解りました。(^^ゞ

人工蛹室は、こちら参照、どこかで紹介さていた方法をアレンジしました。

温室飼育といい、今回の事といい、カブトムシは、手間かければ良いものでないこと
が今更ながら解りました。手間かける事と、自然に任せる事を明確に分けた方がいいようです。

先日作成し、大して用を無さなくなってしまったリサイクルマットですが、成虫飼育にでも使おうかと思っています。幼虫が食べるマットは越冬前までの分まであれば、後はリサイクルマットで大丈夫ということですね。

5/17日時点で3匹蛹化しています、いずれも♀です。

人工蛹室

最初にお断わりしておきます。人工蛹室は作らないで、自然のままが一番です、またこれを作ってしまうと、観察したくなるもので、生きているかどうか突付いて見たもくなります。個人的には、どうしても必要な場合を除き作らない方がいいと思っています。

蛹室を壊してしまったり、マットの上で蛹になってしまった場合は、羽化不全になる可能性があるので、人工蛹室を作成した方が安全です。一度蛹室を作った幼虫が再び蛹室を作るには、再び体液を放出しなければならず、幼虫が痩せてしまいます。前蛹・蛹になった幼虫は再び蛹室をつくることは出来ないそうです、また蛹には直接触らない方がいいようです。

人工蛹室はマットを固めて穴を掘り板等でフタをする方法や観察用にペットボトルやコーヒーの空き瓶などに入れて行う方法などがあります、大きさは、直径はトイレットペーパーの芯(4cm)程度、高さは10cm程度、マットの穴が崩れない適度な湿り気がよい、蛹に霧吹きはしないこと、カビが生えたり羽化不全になる場合があるそうです。

「マットで人工蛹室の作成」
面倒ですが、これで成虫までの観察が簡単にできます。
・用意するもの
飼育ケース
つき固め用マット(リサイクルマットなど)
穴掘り用にスプーン(最大幅3cm程度)
直径3cmぐらいの棒状のもの(スプレー缶等で良い)
飼育ケースの内側にスッポリ入る板、(蛹室のフタ)。

・作り方
蛹室として十分な高さまでマットを硬く平らに敷き詰めます、大きい幼虫でマットの高さ13cm〜15cmぐらい、蛹室内の高さは13cmぐらい必要になります。スプーンを回転させながら直径3cmぐらいの穴を掘り、底はスプーンの形状なりにすり鉢状にします。スプーンと直径3cmの棒状のものを使い穴の側壁や底を崩れないように固める、側壁は垂直になっているのが良い。これを必要な分だけつくります、そして幼虫を静かに配置します。その後、上部に板状のものでフタをします、これで完成です。

穴が大き過ぎたり(大きくとも直径4cm程度)、底が平らだと蛹化するとき体が斜めになるため角が曲がってしまうことがあります。蛹化は開始してから1時間もあれば脱皮を終え角も固まってしまいます、後で修正はできません。

この時まだ前蛹になっていない幼虫は一緒にしない方がいいです、人工蛹室を壊してしまう可能性があります。トイレットペーパーの芯等利用して作成する方法も見受けられますが、表面がつるつるしているとうまく脱皮できないことがあるので注意が必要です。

春から成虫までの飼育

春からは幼虫の変容が著しいです、概略次のような経過があります。

4月頃から幼虫が活動始める(宮城県では4月中頃)
5月ごろから蛹室を作り始める
前蛹 2週間〜3週間
蛹 2週間〜4週間
羽化後休眠 2週間〜4週間
成虫が外に出で来るのは、室外飼育の場合、梅雨明け7月中旬以降が一般的、室内飼育は一ヶ月ぐらい早くなります。

4月末までに蛹化準備を行こない、これ以降はマットをいじらない方がよい。蛹化する際、幼虫は蛹室を作るための場所を探します。この時期にマットの上に出て来る場合は、下の方に固い部分を作ってあげましょう。幼虫は、卵のように縦長の空間を作り糞や体液を放出し蛹室をつくります、このとき固い部分がないと、たくさんの体液を放出するので、体や角が小さくなる可能性があります。
蛹室作った後は、幼虫にはできるだけ振動を与えない方がよい、蛹室が壊れたり崩れたり、羽化不全の確率が高くなります。羽化したては動きません、1週間〜10日はそっとしておいた方が良い、エサも食べませんが、しばらくすれば、食べはじめます。普通はオスから羽化が始まります、あまり早い時期の羽化は短命になりやすいそうです。

「蛹化準備」
・蛹室用マットの準備
マット下1/3(約10cm)にリサイクルマット(水分少なめ)または黒土を硬く敷き詰める。
マット中1/3に通常マットとリサイクルマットまたは黒土を混ぜあわせやや硬めに敷き詰める
マット上1/3に通常マットを敷き詰める

・♂♀はケースを分けて飼育します
カブトは成虫になるとすぐに交尾を開始します、長生きさせたい場合や産卵時期の調整をしたい時等によいです。

※前蛹・蛹は孵化する時と同じぐらいのとてもデリケートな時期です、蛹化準備が済んだら後は成虫になるまで何もしない方がベストです。観察したい場合は、数匹だけベットボトルなどに入れて行った方がいいと思います。
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