「成虫の飼育のみ」にするか、「成虫に産卵させる飼育」にするかで大きく違ってくる。最低限でも、飼育ケース、マット、エサ、エサ皿、登り木(転倒防止)、霧吹きは用意しましょう。詳しくは「飼育グッズ」を参照してください。
「成虫の飼育のみ」
私はやってないのだが、適当なマットでもエサさえきちんと与えていれば、そこそこ飼育できると思います。子供の頃は木板と金網で作った自作の飼育ケースに登り木、エサはスイカやキュウリ程度でも1ヶ月弱は生きていたと思います。長生きさせることを第一に考えるといろいろと注意する点が増えてきます。
・喧嘩をさせないように、十分な大きさの飼育ケース(目安1匹当たり4L)にする。
・長生きさせるには、交尾はさせない、♂♀は別々に飼育した方が良い。
・マットは成虫用マットがいいかもしれません、針葉樹のものが多くコバエ・ダニが発生し難いです、2週間ぐらいで交換、使用済みマットは天日干しして再利用。
・マットの水分量は、少なめに強く握ってやっと固まる程度にすると、日持ちします、でもマットの乾き過ぎには気をつけましょう。
・エサは果物よりゼリーを使用するとコバエ・ダニが少なくてよい、ゼリーは1匹当たり1日1個ぐらい食べる、毎日活動始める夕方ごろ様子をみて交換する。私の試したものではサムライ16g*50(マルカン)がなかなかいいです。
・夜行性なので、昼はマットにもぐったままになりますが、そっとしておく、あまり手に取って遊ばない、カブトにはストレスになります。
・暑さに弱いので日陰の涼しいところに置き適度な温度は25℃前後、30℃を超えないようにする。
・ダニが付着していたら歯ブラシ等で取り除く。
「成虫に産卵させる飼育」
・飼育ケースに♂1匹、♀2匹が喧嘩が少なくていいです。ケースの大きさは、12L(1匹当たり4L)程度が良いと思われます、今年は9Lのケースを用いましたが、やはり窮屈な感じでした、♂は交尾の時だけ一緒に入れ通常は♀2匹の状態にしていました、この方が♂も長生きできます。ある程度ケースの大きさがないと♀が卵を潰してしまう恐れがありますが、9Lで特に問題なかったです。
・マットは完熟マットで、ダニがいない物がいいです。孵化したばかりの幼虫には、完熟しているマットほど良いエサとなり、消化しやすいようです。前年の幼虫の糞を再生させたマットもいいかもしれません。市販のものでは、ハイパーマットがオススメです。
・マットはガス抜きをして、水を加え、握ったら軽く固まる程度にする、あまり水分が多いと、日持ちしなくなります。夏場や気温が高いと再発酵する場合があるので水を加えてから1日ぐらい置いたほうがいいようです。
・産卵させるにはマット深さ15センチ以上にして、マットを敷き詰める時は、底の1/3ぐらいは硬く敷き詰めたほうが産卵を促すために良いです、残り2/3は普通に入れます。マットが産卵用として適切でなかったり、底が硬くないともっと深く潜ろうとして、ケースの底をガリガリ引っかいたり、♀が落ち着いて産卵できないことがあります。
・交尾確認後、10日から2週間ぐらいで、♀は産卵を始めます、産卵前の♀は♂を寄せ付けずひたすらエサに食いついています。
・定期的に採卵して、人工卵室を作ったほうが卵を痛めず多く採卵できます。1週間から2週間ごとにマットをひっくり返し卵を採取する、飼育ケースごと逆さにしてマットを取り出し、少しづつプラスチックのスプーン等で探していく、見つけたら手では触れずにプリンカップ等に移す。底の方の固い部分程見つかる可能性があります。
・大き目の飼育ケースを利用している場合は、採卵せずに、成虫の死亡後そのままの状態で孵化させ幼虫を飼育している場合もあります。卵は2週間程度で孵化する。
・他マットと交尾に関すること以外の点では、「成虫の飼育のみ」と共通です。
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