「マット選びのポイント」
幼虫飼育を前提に飼育するならば、マットは、黒っぽいカブト用の十分発酵したものを使用した方がいいです。またメスは産卵のため幼虫生育に適切な場所を探しまわるので、十分発酵しているマットほど落ち着いて産卵します。茶色っぽく成虫飼育に限定されているマットは、発酵が不十分だったり、ダニ防止に針葉樹を使用している場合があります、産卵・幼虫飼育には不向きです。
個人な考えですが、幼虫の初期ほど黒っぽく熟成した発酵したマットが良く、3齢の時には、朽木あるいは朽木マット(未発酵)を混合させた方が、良く育つようです、発酵マットだけだと、蛹化する時期が早まる傾向が見られます。
・ハイパーマット5L(マルカン)--¥500(100円/L)☆☆☆☆☆(オススメ度)
黒っぽい色で、成虫の産卵、幼虫にも向いている、成虫の落ち着きも良く、幼虫の成長も中々良い、産卵もたくさんしました。ガス抜き要。単価高いですがオススメ商品です。
・ビートルマット60L(きのこの山)--¥3000(50円/L)☆☆☆☆
広葉樹のおがを植菌によって朽ちらせて、それを特殊な設備と特殊添加剤を用いて完熟発酵させています。黒っぽい色で、インクの臭いがする、まずまずの成長です、ガス抜き要、値段も手ごろです。
欠点としては、ダニが発生しやすいことです、かと言って電子レンジで殺菌消毒は止めた方がいいかもしれません、メーカーでも進めていないようです。バクテリアが死んでしまい、青カビ生えてきたことがあります。ダニが多いため卵の孵化や幼虫初期には使用しないほうが良さそうです。酷い場合は半分だけ殺菌して後の半分を未消毒と混ぜたりしています。
・黒王60L(SAUZA)--¥2850(送料・税込)→¥2000--(33円/L)
大きな樹皮等があり、ふるいにかけるとなど1割減になるので実質(37円/L)
牛糞入ってるかもしれません、臭いが特殊で、栄養剤か何か入っているようです、成長はまずまず、ガス抜き要、値段も手ごろです。
・メガ発酵マット4.5L幼虫飼育・産卵床用(ミタニ)--¥600(133円/L)☆
茶色で成虫の産卵にはいまいち、カブトが地中を這い回り、落ちつかなかったし(再発酵したのかもしれません)、産卵した卵の量もハイパーマットに比べ少なかったです。また卵の孵化用にも用いたが、カビが発生しやすいです。カブト成虫・産卵床には向いてないです。
・メガマット4.5L成虫飼育・産卵床用(ミタニ)--¥550(122円/L)☆
薄茶色で目が粗い、卵の孵化に用いた、カビは発生しにくい。しかし、ダニが発生して幾つか卵をダメにしてしまった。もともとが成虫用なので粗く硬い部分も含まれていたので、カブト幼虫には不向き。卵の孵化にしか使えずある意味では後悔したマット。
・ダイソーのカブトムシ用マット4L--¥100均(25円/L)☆
成虫には問題ないと思いますが、ピートモスやゴミっぽいもの等混入されているので、幼虫には不向きと思われます。ダニが多かったと思います、ガス抜き要。
・再生マット
幼虫の糞を回収して、再発酵させたもの、来春使ってみようと思います。
・牛糞堆肥☆☆
牛糞堆肥のみでは幼虫が大きくならないと思います、牛糞とオガ屑や藁等で発酵させたものあるいはホダ木粉砕マットとブレンドならいいようです。ただウジが発生することもあるし、臭いや衛生上も気になるところです。注意する点としては、牛糞パーク堆肥と称するものには樹皮が混入されています、牛糞堆肥と銘打っているものでも樹皮が混入されているものもあります、樹皮は広葉樹のものでも分解発酵し難いです。また活性炭入りはダニ対策にはいいのですが、針葉樹を利用している場合もあるので、幼虫にはよくありません。よく物を選んで、牛糞堆肥と何をブレンドか検討が必要です。屋外飼育で多数飼いしている方などには向いているかもしれません。
園芸用牛糞堆肥活性炭入り30L(フ〇ミ)--¥680
オススメしません、樹皮が大量混入、ウジ大量発生
・腐葉土☆☆
腐葉土は何とも言えません、安上がりであることは確かですが、やはり完熟マットには敵いません、中には農薬も含まれる場合があるので注意が必要です。でも、1齢、2齢の時は、完熟マットより成長早い記録も見受けられます。園芸用というのは、土に近くあまり発酵が進みすぎているのかもしれません、セルロースが少ないという人もいます。
幼虫の初期は発酵の進んだ部分を好み、成長するにつれて、発酵の未熟な部分を好むということも考えられます。つまりは、植物に適するぐらい発酵が進んだものは、幼虫にはあまり向いていないとではないでしょうか。ホダ木粉砕マットや朽木を混入して使用されている方が多いです。
・籾殻
子供の頃、竹やぶに籾殻が捨ててあったところにたくさんの幼虫がいたことを思い出し、試験的に使用してみました。しかし、籾殻は堆肥になり難く、水はけもよいことから暗渠(地中の排水路)にも用いられるくらいのものです。幼虫の育ちが悪く元気が無くなってきたので途中で断念しました。幼虫に向いていないことは断言できます。竹やぶで見たのは籾殻の下に堆積した笹の葉が発酵していたのだと思います。
だんだん暖かくなって、幼虫が、少し動き始めたようです。
室内だと最低で10℃、最高20℃前後なりました、屋内の日の当たらない北側の廊下においています。
さて、この時期にきて、新たにマットの購入するかどうか迷ったのですが、リサイクルマットを利用しようと思っています。
先ずは、今までの幼虫の糞をカラカラに乾燥させ、ミキサーで粉砕します。糞を粉砕するには、糞に水分を含ませブヨブヨにして、手で揉み解してみましたが手間もかかるし、手が痛くなります。またすり鉢を使う方法も考えましたが効率的ではないと思われ結局リサイクルショップで、新品同様のミキサー1500円(定価2500円ぐらい)を買ってきました。
TESCPOM TM805
http://www.tescom-japan.co.jp/products/kitchen/juice_mixer/tm805.html
糞が乾燥しているのと負荷がかかるので、あまり長時間やるとモーター焦げ付くことがあるので注意が必要です。またミキサーは爆音を発します、刃は弱い金属なので、少し痛めるようです。
出来上がりは、ココアのようにきめ細かくなりました。今のところ全部で40Lぐらいなりました。
これに、新たなクヌギマット、小麦粉等を加え、発酵させてマットを作る予定(4月中旬ごろ)です。
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